あけましておめでとうございます。
こらんしょwoman 齋藤です。
会津美里町の高田地域雀林では1月7日に「へびの御年始」という珍しいお正月の行事が行われます。
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法用寺仁王門に飾られたワラの蛇をおろし、集落の7から13歳の子どもたちが抱えて、太鼓の拍子と共に「ウォー」と声を上げながら集落の各家を廻るんです。
そして、出迎えた人々の頭を蛇が噛み、家族の無病息災を祈願します。
その後、集落を廻ってきた古い蛇は、歳の神で燃やされます。
一方、子どもたちが集落を回る間には、保存会員によって新しい藁の蛇がつくられ、仁王門に飾られます。ワラの蛇づくりも必見です。
へびの御年始は、そのむかし、用水不足に困った雀林地区の人々が、龍蔵神社(現在の意加美神社)に五龍王神(水の神様)をお祀りし、この龍を模して藁の大蛇(約7メートル)を作り、仁王門に飾ってお参りするようになったのが始まりだそうで、全国的にも珍しい行事です。昭和60年3月16日に町無形民俗文化財に指定されました。
ぜひ、見にこらんしょ!
日時:平成29年1月7日(土曜日)
午前8時30分から午前12時頃
場所:高田地域雀林地区
問合先:生涯学習課 文化係(1月4日〜)
電話番号:0242-78‐2114