こんにちは。こらんしょの高橋です。
先日、こらんしょwomanで企画しました「本郷路地裏ツアー」は予想以上の参加申し込みがあり、大盛況のうちに終えることができました✨
今回のツアーは、町観光ボランティアガイドの小林さんと星さんによる、本郷の歴史や見どころ、さまざまな知識を教えていただきながら、窯元巡りや車では通ることのできない道を通る街中散策ツアーでした。
ツアーの報告を兼ねて「本郷路地裏」の魅力を改めてご紹介いたします!!
まず、ツアーの行程は『本郷インフォメーションセンター⇒地蔵公園⇒宗像窯⇒登り窯⇒水車公園⇒閑山窯⇒酔月窯⇒草春窯 工房爽』というものでした。
では早速スタートε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
インフォメーションセンターから地蔵公園へ向かう路地裏では水路についての予備知識が!!
大正5年にこの地域で「本郷大火」という大火事が発生しました。その火事はかなりの範囲を焼き、死者も出たそうです。地蔵公園のお地蔵様5体は、その時の犠牲者を祀ったものだそうです。
そして、この大火を教訓に水路を張り巡らせ、水路の分岐点では仕切り板をはめられるようにし、火災発生場所へ大量の水を送れるようにしたそうです。
水路の役目を改めて学ぶことができました!
次に宗像窯と登り窯の見学をしました。
宗像窯はベルギーブリュッセル万国博覧会で最高賞のグランプリを受賞した「にしん鉢」が有名です。世界に認められる作品を作り出す窯元が身近にあることに改めて感動しました!!
登り窯では、当主のご子息9代目の宗像利訓さんよる説明を受けながらの見学でした。登り窯での窯焚きは、三日三晩、火を絶やさず薪をくべ続けなくてはいけないそうです。薪をくべる際には靴が溶けてしまうことや、熱さを避けるために足に座布団を巻く・・・などの裏話も聞くことができました。
さて、ツアーの続きですε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
登り窯からはまた裏路地を通りながら山を下ります。
ここでもガイドさんからの豆知識!!
実は昔の本郷大火の火災があった地域と火災を免れた地域では少し街並みが違います!!
それは・・・「蔵」が残っているということ。
向羽黒山城資料館前から北側へ下りる階段があるのですが、その階段を下りると蔵が多く残っています。こちらはこ火災を免れたのです。
こんなところでも大火の歴史に触れることができました。
続いて水車公園へ向かう道はε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
長年住んでいる私も初めて知った小道を抜けて行きました!!
ツアーの時は水車が回っていませんでしたが、水車が回っていると風情があり、のんびりした時間を過ごせます( ˘ω˘ )
公園内の水路には鯉やハヤなどの魚、夏にはザリガニや沢蟹がいて、子供たちの遊び場になっています。
そして、また裏路地を歩きながら窯元巡りε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
「閑山窯」「酔月窯」「草春窯」の窯元を回りました。
閑山窯は本郷焼で一番古い窯元です。工房はなんと地下にあります!この地下は先々代の当主が自ら掘って作った工房だそうです( ゚Д゚) ここでガイドさんからの豆情報!! 急須の中にある茶漉し部分を最初に発明したのが、閑山窯だそうです\(◎o◎)/ 茶漉し部分の作り方も説明していただけました!
酔月窯の作品は可愛らしい絵柄がたくさんあります!もちろん男性向けの渋い柄の焼き物もたくさんあります!ここで、豆情報( *´艸`) TOKIOが出演している「ふくしまプライド」のCM。お米のPRバージョンで、城島リーダーが手にしているお茶碗。なんと酔月窯のお茶碗だそうです( ゚Д゚)
草春窯 工房爽の作品は白磁の焼き物で、なんといっても綺麗で形も独特な作品がたくさんあります!普段使いはもちろん、インテリアとして飾っても素敵な焼き物です(*´ω`*)ここで、豆情報( *´艸`) 工房兼自宅は我らこらんしょwoman代表竹内が設計した建物です!!!訪れた際は是非建物にもご注目ください✨✨
大変長文の記事になってしまいましたが、今回ご紹介したのはごく一部の情報です!!
もっと詳しく知りたい方はぜひ観光ガイドさんの案内で迷路のような路地裏散策と窯元巡りをしてみてください!!
観光ガイド問合せ(会津美里町観光協会HP)
http://misatono.jp/guide
記 高橋裕子